数Ⅰ 2次関数 お絵描き感覚で解く「2次不等式」
2次関数後半戦の山場、2次不等式の登場です。 2回に渡って紹介した、関数と方程式の関係を最大限に利用すると、2次不等式が、単にやり方だけではなく、仕組みから理解できます。 2次不等式は、最終的には暗記で、機械的に覚えることになるのでしょうが、亀きち自身は、仕組みをじっくり理解すべき分野なのではないかと思っています。 特殊解が出てくるものになると、途端に解答率が落ちるのが2次不等式の特徴。原因は、パターンでしか記憶ができていないから。 グラフと方程式(不等式)の意味を きちんと分かっていれば、覚えるべきことは一番最初にまとめる、たった1つのことだけなんです。 教える立場でも、暗記させて演習となるのでしょうが、その前に、イメージの植え付けがきちんとできているかどうかで、集団として、応用力に差が出てきます。