聞くことは、力を送ること。
中学生の子どもに「おやすみ~」と言いに行くと、布団に入ったまま、「あのさ…」と、暗闇の中でぽつりぽつりと話しだした。今日も昨日も、試合中に集中的に怒られたらしい。他の子が同じ失敗をしても怒られないのに理不尽だ、先生やメンバーの期待に応えられないのが情けない、結果を出せって言われるけど一所懸命練習してる、というような事を、行きつ戻りつ。運動部の顧問の先生って熱血が多いから、言いすぎることも多い。子どもにしても、そんなのは慣れっこなのに、珍しく弱音を吐いた。よっぽど辛かったんだろうなぁ。唯一、一所懸命やってる事でダメ出しされて、自信が揺らいでしまってるんだろうなぁ。「かーちゃんが先生と話をしようか?」と言えば、「何て言うの?」と聞き返す程度には追い詰められている。考えてみたら、スポーツ選手って、最後に勝つ人以外は、...聞くことは、力を送ること。