なーーーんにも起こらない
「かもめ食堂」荻上直子監督「めがね」荻上直子監督「山のトムさん」上田音監督などなど…。小林聡美さんとか、もたいまさこさんとかの、なーーーんにも起こらない系の映画が、わりと好きです。なんなんだろ、あの空気感。前向きでも後ろ向きでもない、誰でもなんやかやあって、ほんのちょっと傷ついたり癒されたりする、誰かのふつーの日常を描いた映画。ご存じの方も多いと思うけど、どのくらい何も起こらないかと言えば、たとえばね。北欧の、誰もお客さんが来ない日本食レストランが舞台で、その店で出すメニューがひたすら「おにぎり」、とか。ヒマな民宿のオーナーが、お客さんに「これ以上お客さん来ちゃうと困るからいいんです」って、返事する、とか。ネズミを捕って欲しかったら抱っこしちゃいけないのに、家族全員、一人の時にこっそり猫を抱っこして頬ずりする、...なーーーんにも起こらない