2024年2月 京都童心の会 通信句会 選評前半
2024年2月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天20生きている歩けている去年今年野原加代子病を乗り越えられたのでしょう。生きる喜び、安堵、深い思いがこもっている新年です。「生きている」「歩けている」に真実の肉声が。「肉声を俳句に」。私も大切にしたいです。地16卒業式母校で出来ぬ子供逹青島巡紅能登の震災で集団疎開した子供逹。また元の生活を取り戻せるか不明のまま。せめて卒業式は・・・と思うのですが。人39夜通しあれこれ思う窓に露三村須美子「窓に露」で解決しない悩みの長さのようなものが伝わってきます。心をものに置き換えて伝えることがありますね。他、印象に残る句です。1立ったまま後姿の一月一日野谷真治能登の震災が念頭にあるのでしょうか。元旦の立ったままの後ろ姿。茫然自失の様が伝わります。2...2024年2月京都童心の会通信句会選評前半